先日、厚生労働省が「65歳までの45年間に延長した場合の案を検証する方針を固めた」という発表がありました。
これは、2025年に予定されている年金改革の一環の一つです。
「納付期間の延長でどこまで増えるかを検証する」とのこと。
国民年金65歳まで払う対象者は？
2024年4月現在、国民年金保険料を65歳まで納付する対象者は以下の通りです。
『20歳から60歳までの40年間の納付が義務付けられている方』
すなわち現在納付している人全員ということですね。
わざわざ記載はありませんでしたが、もちろん今後納付開始する人は漏れなくで。
国民年金65歳までの改正は2025年のいつから？
で、対象となった場合は、いつから納付しないといけないの？と疑問ですよね。
これについては、2025年の通常国会で制度の改正案提出を目指しているという事実しか、現時点ではわかっていません。
今回発表去れた内容は、2022年10月26日に発表された国民年金の保険料納付期間延長によるもので、2025年に予定されている年金改革の一環の一つということです。
65歳まで国民年金を支払うことで、老齢基礎年金の受給資格が得られるということですが、受給資格を得るには、10年間以上の保険料納付が必要なんですよね。
そして「納付を5年延長した場合の給付額を検証することを決めました」というのが今です。
今回の検証には、「在職老齢年金制度という、一定以上の給与収入がある高齢者について厚生年金を減額または停止することについても、緩和や廃止をした場合の影響を試算する」と言っています。
んーお金持ちは年金は必要ないだろーって？
実際そうかもしれないけど、お金がある人だって、収めたものはいただきたいですよねー。
検証してからの、決定でないことに違和感^^;
街の国民の声
こうなることを遠くない将来くることを、感じてはいましたが、街の皆さんはどのように受け止めているのでしょうか。
賛成派と反対派はたまたどちらでもないが流されるしかない派、それぞれ意見があります。
賛成派80代女性は、
寿命を考えると、65歳まで勤めるのはいいと思う。時間もてあますし、かえってお小遣いとかたくさんいるし。65歳まで勤めるのは賛成。
80代ということはこの方はすでに年金受給者ですね。
いやいや現役世代からすると、65歳まで会社が使ってくれないという厳しい現実があるんですけど。
「現役高齢者の雇用も改革してくれての65歳まで納付」ならまだ納得がいく。
50代女性は、
何を言っても変わらないし、将来のために自己防衛をせざるを得ないのかなと。
声上げて変わるなら、声上げたいですけど、なかなかそうもいかないですから。
20代の若者は、
言ってしまえばそこまであんまり期待してないからこそ、NISAとか始める人が増えているのかなって思う。実際自分もやっているし。
若者はもう割り切っているでしょうね。そもそも年金制度が彼らが高齢者になるまで破綻せず持たないのでは？
欧米のように自分の老後資金は、若いうちから投資運用で準備してねって、言っているようなNISAですが、20代ならNISA枠だけで老後資金が潤沢になるかは、まだ誰にもわからないですよね。
為替や物価上昇など￥の価値も変わっていくだろうし。
まとめ
2025年の年金改革案の一環として、厚生年金と国民年金の支払い期間延長案が検証される方針の発表でした。
現在は20歳から60歳までの40年間納付が義務付けられ、全員対象。
2025年の改正時期は不明というのが現時点での情報です。
国民の反応は、年金制度変更に対する意見は、寿命観点から賛否あり、現役高齢者の雇用改革も強く要望したいところです。
20代は投資（NISA）重視、年金制度に対し、疑念を持つ人の方が多いのではないでしょうか。
国がどうにかしてくれるという期待は持ってなく、自己防衛策をしていくという考え方が多くなるのでは？
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